富山弁

suijuan2005-09-20

私は、今から7年前、平成10年まで富山県婦中町という
ところに住んでいました。
昭和64年つまり平成元年からですから、丁度10年住んで
いたことになります。

青森県の八戸に行ったときも、言葉がわかりませんでし
たが、富山弁はわかるようで解らない。言葉の端に「ち
ゃ」が着くくらいは、まだ可愛い。富山県を二分する
呉羽山を境に、西と東で言葉が微妙に違います。また、山間部にいくと富山県人でさえ解らないことがあるとのこと、他所の人間にはわかり辛いはずです。また、それをお互いに貶すことがあるのです。例えば呉羽山の西側高岡市の人が、東側の富山市の人に聞きます。「あんたぁ、ハエのことをなんちゅうガケ?」、「ハエボボやガイネ」それを聞いた高岡の人は、大笑いします「ハエボボやて、なんちゅう面白いことを言うガケ、あぁ、可笑しい」、当然富山市の方は気を悪くします。「なら、あんたのところでは、なんちゅうガケヨ」、「ハエボンボ」。私が、この話を聞いて大笑いしたのは、言うまでもありません。富山県を離れて既に7年経ちました。双方の言葉が逆かもしれません。間違っていたら、これも笑って済ませてください。

方言の日本地図-ことばの旅 (講談社+α新書)

方言の日本地図-ことばの旅 (講談社+α新書)