サッポロ・クラッシクビール

suijuan2007-10-29

前回書いてから、もう13日。
月の前半は、割と良いペースで書けていたので、今月は
自分でも期待していたのだが、当然のような結果になった。


書いてはみるものの書きかけで終わったり、途中でPCの交換
があったことだけが原因ではない。なかなか進まない仕事も
あったが、やはり一番の原因は、根っからの怠け者であると
いうことだろう。


で、ず〜と書きたかったことを今日は書きます。
「サッポロ・クラッシクビール」がでました。


私は、相当良い歳です。なのに北海道に行ったことが
生まれてこの方2回しかない。
入間基地に向かう輸送機に便乗した時に、千歳基地に降りたことがある。それも、ほんの数分。
それも数えれば、全部で3回。後の2回は仕事で行って、その帰りに1度は定山渓に、もう一度は函館見物をした。
一度目の定山渓の帰りに、サッポロビールの工場見学をした。


あの時は確か36歳くらいだったろうか。出来立て生ビールをジョッキで飲ませてくれる、との事前情報を得ていた私は、胸躍らせて工場に入った。
しかし、手渡されたのは350mlの缶ビールと、小さな袋に入ったおつまみ。もともと撫で肩の肩をもっと落として愕然としている私を哀れに思ったのか、同行者がジョッキビールをおごってくれた。そのビールの美味しかったこと。


そのとき初めて「サッポロ・クラッシクビール」を知ったのです。早速一箱宅急便で送ってもらい、帰宅してからその感激を味わったのは言うまでもない。
「これぞ、本物のビール!」さすがサッポロだ!
でも、なんでこんなに美味しいビールを全国で売らないのか?とそのときに思ったものです。


実はその前に「サッポロ黒ラベル」を全国展開したときに、味が変わって失敗したということが原因ではないかと密かに思っているのですが、これは個人的な意見ですので本気にしないように。


それから、各社が競って美味しい「麦芽100パーセント」ビールを出しているのに、それでもサッポロ・クラッシクビールを売り出さなかった。その理由は何だったのだろう?


前置きが長かったが感想をいおう。「旨い!」
ただ、昔飲んだときのような味ではなく、洗練された軽さになっているような気がする。
初めて飲んだのは、もう、すでに20年位前になるのだろうか、はるか昔のことでよく覚えていないが、そのような気がする。


前にも言ったが、副原料を使わない「本物のビール」を楽しめる良い時代になった。
ただ値段は高い。でも、若いときと違って今は少し経済的に余裕がある。しかも「量」が飲めなくなったから、少しの量で満足できる。多少、値段が高くてもかまわない。


昔のサッポロのビールのコマーシャルで育った世代である「ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキー、旨いビールの合言葉」
懐かしさをかみ締めながら飲んでます。