回心転意
回心転意(かいしんてんい)という言葉がある。
思い直して態度を改める。考え直し翻意すること
の意です。
なぜ、こんな言葉を思い出したかというと、つい
最近、今までの思い込みを考え直さなければならない
ことがあったから。
私がビール好きであることは、今まで書いてきたとおり。
コンビニに行けば、必ず新製品のチェックを欠かさない。
しかし、ビールもどきを買ったことはない。
まったく買ったことがないのではなく、一度飲んでその
不味さに辟易してからは、買ったことがなかった。
ところが先日、新製品と間違えてビールもどきを買ってきてしまった。それも3種類。
せっかく買ってきたのですから、物は試しと飲んでみました。
いや、タマゲマシタ。旨いじゃありませんか。
おまけに値段も安い。
それは、本物のビールとは比べ物になりませんが、不味くはない・・・というよりも、悔しいけど美味しい。
と言う事は、ここまで美味しくできる技術を持っていながら、わざと不味くしていたのか?
回心転意しました。と言うか、させられました。
でも、このために、本物の美味しいビールを飲むことができなくなったりしたら困る。
悪貨は良貨を駆逐すると言うこともあるからな。
いや、ビールもどきが悪だというわけではないが、所詮「もどき」だから。
そう、なりませんように。