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昨日の「笑っていいとも」御覧になられた方も多いと思います。その中で、三宅祐司（字が違うかな？）の奥様が面白い人だ、と言う話をしていました。実は、と改まって言うほどではありませんが、内の奥様も面白いです。

今朝、うちの奥様が車に乗り込むとき、片手に変なものをお持ちです。よく見ると「手首で測る血圧計」でした。近頃血圧を気にしていらっしゃるので、会社に持っていって測るのかな〜と思っていましたら「ハッ」と気づいたかのような表情で慌てて家の中に入りました。（ここでちょっと注釈を致しますと、我が家では毎朝奥様を外までお見送りするのです）
何事も無かったかのように車に戻り、「じゃ、行って来ま〜す」と、会社に出かける奥様。

私も気づかぬ振りをしていますが、実は、今朝奥様が会社に持っていこうとしていたのは「ＳＤカードとカードリーダー」でした。それをナニを間違えたか、血圧計を片手に意気揚々と出かけようとしたのです。

何か変なものを持ち出すのは、こればかりではないのです。たまに行く友達の食堂では、メニューを持ち出します。奥様は、ちょっと仕事中毒みたいなところがありまして（事務員が内の奥様一人なので、給料計算から本社工場からの指示や報告、なんでも一人でこなしているので、大変らしいです）黒のバインダーの様なものは自分の仕事に係る大事なもの、と言う思い込みがあるみたいです。

店を出て、車に乗り込む前に気づくのでまだ良いとせねばならないのですが、もしや今日も、と思って、ちょっと期待しつつ振り向くと、案の定当然のような顔をしてメニューを小脇に抱えている奥様が居られます。

家族依存症―仕事中毒から過食まで