転んでね?
今日は私の話です。人間、誰しもいい間違いはあります。何かしらの言葉を言おうとして頭の中に浮かぶ短い文章が、混乱して出てくるような気がします。
私のところには、自作の「木橋」があります。4トン車が載っても大丈夫な丈夫な橋です。それが、こちらからあちらの少し小高い場所に架けてあります。木造の橋ですから、雨が降ると滑りやすく危険な橋になります。
今朝、昨日の雨で滑りやすくなっている橋を、うちの奥様が渡ろうとしていました。小高いほうから低い方へ、一番滑りやすい状況です。その上、内の奥様は運動神経が鈍い!しかも足元はサンダル。色々な思いが交錯する中で、私は、心配して思わず声をかけます。
「転んでね! 気をつけるから・・・!?」
・・・・・・
「滑るから、気をつけてね!」 或いは「転ぶから、気をつけてね!」と言いたかったのではありますが、口をついて出た言葉は「転んでね!」
奥様に睨みつけられたのは、言うまでもありません。私が転んで、アンタが気をつけるんカイ!と目で言ってました。
- 作者: アレクサンドル・ウィークトロヴィチオポローヴニコフ,坂内徳明
- 出版社/メーカー: 井上書院
- 発売日: 1986/03
- メディア: 大型本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る