コーチ カーター

コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

天気予報は大外れでした。昼ころから雪になり降り続いています。


さて、大方の仕事が一段落した昨晩「コーチ カーター」を観ました。
http://www.cc-movie.jp/index02.html
サミュエル・ジャクソンが良い味を出していました。
この手の映画としては「陽のあたる教室」、「ぼくはラジオ」、「ミュージック オブ ハート」などがありますが、メリル・ストリープが主演したミュージック オブハートは陽のあたる教室の焼き直しみたいなものです。


どの作品も設定は同じ。落ちこぼれの生徒を音楽やスポーツで立ちなおらせ、生きることの素晴らしさ、真剣に努力することで初めて得られる感動と言ったところ。
「ぼくはラジオ」の場合は、知的障害がある少年が先生の力で大進歩する事が主軸ですが、一人の教師の力で知的障害のある人間をここまで成長させることができるのかと感動しました。


さて、コーチカーターですが、その思想の高さがポイントです。
落ちこぼれの生徒を、ある程度のところまで力をつけさせたところで、生徒たちと契約した内容に違背行為があったことが判明し、一切の練習や試合をさせません。
輝いている瞬間は今だけだと、試合を続行させようとする親たちと反目します。
ところがカーターは、将来の大学進学も見据え、勉強も出来なければいけない。今さえ良ければ良しとする親たちとは妥協しません。


この映画を見て、自分の置かれている状況と、あまりにも似ていた内容なので驚きました。それでも意思を曲げずにカーターのように意志を貫き通すか、岐路に立たされています。