小さな幸せ

suijuan2007-12-07

私は、小さな幸せをたくさん持っている。


朝、淹れたお茶が美味しかったり(ちゃんと
茶葉の分量や湯の温度を管理した上の話)
着替えを探すために屈んだところへ、飼い犬
が手をかけてくるときなど、いろいろある。
今日は、そのうちの一つの暖かい話。


私たち老夫婦の布団の管理は、私(夫)の仕事
である。

晴れた日には、布団を日に干し
曇りの日には、乾燥機をかける。

今の時期なら、湯たんぽを入れてやり、寒が
りの妻が寒くないよう、気持ちよく眠れるよ
うにしてやるのが、夫たる私の仕事だ。


湯たんぽは二人分ある。しかし、私は、今の
ところ使わない。
はじめは暖かくて気持ちよいのだが、そのう
ちにその暖かさが嫌になる。


で、妻に入れてやる湯たんぽを、初めに私の布団に入れておく。そして、寝るときになって、それを妻の布団に入れなおす。こうしておくと、私も妻も足元が暖かくて気持ちよく眠ることができる。


妻に尽くしてやった幸福感と、足元ふんわりした暖かさに、小さな幸せを感ずるワシなのでした。