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NHKで「日めくり万葉集」と言う番組をやっている。
各界の著名人が、お気に入りの万葉集の一句を紹介
する番組。
檀ふみさんの語りが好きで良く見る。
番組を見ているとき、ふと「芋」の時期だと思った。
イモ類は全て好きで、煮たり、焼いたり、蒸かしたり
揚げたりと、いずれの料理も美味しいと思う。
この時期は芋煮に心を動かされる。
で、万葉集の中には「芋」を歌ったものは無いものかと
探してみた。
すると、雑歌の中に次のような歌を見つけた。
「芋くへば 香りにけらし 大屁山
二十日も通わぬ 妹が屁煙
褥にあらば めにしみるかも」
「大屁山」は大江山の別の言い方であろうか?
「二十日も通わぬ」は夫が通わぬのか、それとも便通が
ないのか?後の句との関連を考えると、やはり便通がない
と考えたほうがよいのかも知れない。
「褥にあらば・・」布団の中で寝屁をこいたのであろう。
そうすると、この句は正式の夫の他の男・・・つまり
間男が読んだものであるということか?
と言う、うそ話を妻にしたら本気で信じた。
へへへ・・・。